中華人民共和国:人民解放軍特殊部隊の動画
中国は世界最大の軍隊を有し、人民解放軍(PLA)だけでも200万人が軍務についている。また管轄下に多くの特殊部隊を抱え、正規軍の到着に先立って大規模教習を行う尖兵部隊として編成している。詳しい実態は国家の最高機密事項となっているが、公式にその存在が判明しているものは解放軍公東省の陸軍第43・44・45空挺師団を再編成して組織された空挺作戦能力を持ち、緊急展開が可能な新設の第42軍(第15空挺軍)、北京軍管区第38軍、済南軍管区の第54軍、成都軍管区の第13軍などが挙げられる。
現代の中国特殊部隊は多種多様な任務作戦を実施し、対テロ作戦をはじめ、長距離偵察、治安妨害、人質救出、一撃離脱攻撃作戦、侵攻作戦などを行っている。さらに、沿岸および沖合いでの海洋戦を専門とする戦闘潜水員も多数活用している。
将校は全て陸・海・空軍大学卒業生で、隊員の60%は大学卒業レベルの教育を受けたもので構成されている。世界の優秀な特殊部隊員が参加し、多くが脱落するといわれる「Army international Bootcamp」にも合格者を輩出していることからも、優秀さがうかがわれる。
人民解放軍特殊部隊の活動
1990年代にアメリカの陸軍レンジャー部隊に酷似した形で創設され、アフガン・イラク戦争に代表される低強度紛争、地域紛争時代を迎えると部隊拡充のペースは加速した。現在では人民解放軍7大軍区およびウイグル、チベット軍区全てに特殊部隊が配置されている。
ロシアと共同で対テロ訓練を実施
2007年8月にロシア連邦のチェリャビンスク州で行われたロシア軍との共同訓練の模様を収めたニュース番組「ロシアトゥデイ(TBSの報道特集みたいなもの?)」から。
人民解放軍特殊部隊の使用兵器
中国政府は特殊部隊の装備については秘密主義をとっているが、判明している使用兵器は、カラシニコフ・シリーズのAK-47、AK-74、AKS-74の各ライセンスコピー、ドラグノフSVDスナイパー・ライフルなどである。以前は西側の兵器を違法にコピーしていたが、近年では最新、最強の装備が投入されている。